ユニバーサル・サプライズ・ハロウィーン( USJハロウィーン2018 )主要コンテンツのブラッド・レジェンド[ Blood Legend ]を体験してきました。
ハロウィン2017にも似たようなイベントあったような記憶ありますが、新作のようなので…
ブラッド・レジェンドの感想や基本スペック、攻略法などを紹介してみたいと思います。
これから体験される方の参考になれば…
目次
アトラクション概要、1分でわかるブラッド・レジェンドの内容
簡単に説明すると、“ 吸血鬼 ”が題材の物語です。
現代版ヴァンパイアといったところでしょうか。
上映時間は10分と短いですが、とてもよくまとまった作品といった印象。
って、これだけでは分からないですよね。
と言うことで、もう少し突っ込んで紹介すると、
- 実在した血の伯爵夫人エリザベートが題材の物語
- ヨーロッパの旅行を楽しむ2人の20代女性が物語の主人公
- ビデオカメラ?( スマホかも )で自撮りされた主観視点
- オリジナルストーリーでクオリティは下手な映画よりできた作品
- 単純にビクビクできる恐怖感
- 衝撃の結末は…
こんな感じの作品です。
これ、1分で伝わってるかな?
ブラッド・レジェンド体験してきました!感想は… 圧倒的没入感
正直な話、私にはUSJのハロウィーン2018のイベントの中で一番怖かったっす。
私の場合、物語に感情移入しすぎてしまい、4Dシアター独特の動きにたびたび驚かされ、体が震えるほどの恐怖心が。
あまり多くのことを紹介すると、ネタバレになってしまうので年齢制限クリアしてる方で、ホラー好きの方は是非体験してほしいアトラクションです。
俺、こう言うの好きなのかなぁ??
体動かす系のアトラクションだと、どうしても…
物語は前室から始まっている
衝撃的なナレーションで物語はスタートするんですよね。
あなたはヴァンパイアを信じますか…?
あぁ~~、ヴァンパイアの物語なのか。
モデルとなった人物は、伯爵夫人エリザベート。
過去に実在した人物らしい。
ホラーやオカルトは好きなんですが、この方は知りませんでした(恥)
前室でヴァンパイアのこと、エリザベートのことを一通り説明されシアタールームへ移動。
となりますが、どうしても忘れることができない言葉を言い残して来やがります。
ヴァンパイアの実在はまことしやかに囁かれているところですが、その証拠となるものが全くもって残っていません。
そのため、ヴァンパイアの存在を大きく否定する方もいますが、実のところは違います。
ヴァンパイアに血を吸われている最中の写真や映像が残っていないのは、『 実際にその場面に出会って生き残った人は誰もいない 』という説が根強いからです。
ちなみに、この言葉、本編シーズンの伏線となってます。
本編には無数の伏線が張り巡られていますので、一つ一つ紐解きながら物語がどのように進んでいくか楽しむのも一つの楽しみ方です!
シアタールームで本編がスタート、ラストまで見逃せない10分間
前室での説明で、モヤモヤ感を残しながらシアタールームへ。
本編スタートで最初に感じたのが、
“ ブレア・ウィッチ・プロジェクト ”とよく似た手法で作られた作品だな…
って感じ。
一度、本編がスタートすると物語が順序立てられ怒涛の勢いでラストまで突っ走ります。
※視聴時の注意点( 視聴してて感じたこと )
さほど難しい物語ではないんですが、登場人物が発するセリフやアイテム、相関関係などを一つずつ理解しながら物語を追っておくと真の物語が楽しめると思います。
なんとなぁ~く観てると、後半が近づくにつれ脳がショートする恐れが。
単純に、
怖かったね。不気味だったね。
って、終わってしまうことも。
物語に出てくるキーアイテムは、
- 血液
- 鉄の処女
- 逃げる
かな。
衝撃のラストは…?
さすが4Dシアター。
と言うか、ハロウィーンイベント全体でこの流れなんでしょうね。
映像と実車が融合した作品
とだけ、言っておきます。
この演出、賛否両論ありますが、私は純粋に楽しめたかな。
ブラッド・レジェンド、序盤をちょっとだけネタバレ
これまでの内容だけでは、少し分かりにくいのでちょっとだけネタバラシやっときます。
主人公と友人のあみ。
20代女性2人はハンガリー旅行の道中に、とある有名な美術館に行きたいと言い出すところから物語がスタート。
主人公の提案に乗り気でないあみ。
が、親友の頼み。嫌々ながらも、2人は目的の美術館に到着し一人の少年に出会う。
美術館の中に案内され、一人のイケメン男性に館内を案内されある部屋に到着。
そこには、なんとヴァンパイアの拷問器具として名高い“ 鉄の処女 ”と言う拷問器具が設置されている。
まだ使えるレベルに手入れされていて…
拷問器具をじっくり観察する主人公。
ふと目に入ったのが、針の先端に付着する血液の存在。
目線を足元に下ろすと、床一面に血液が。
が、友人のあみにはその血液は見えていない。
パニックになっていく主人公。
友人のあみは体調不良を訴え部屋の外に。
改めて拷問器具を見つめ直す主人公。
これまで扉が開き剣山がむき出しになっていた拷問器具の扉が、なぜか閉まっている…
なぜ?なぜ?
考え込む主人公の耳には、部屋の外からあみらしき悲鳴が。
心配した主人公は、悲鳴が聞こえた方へ駆け寄り、そこで観た光景は…
ネタバレできる範囲は、私的にはここまで。
続きは、現地USJでお楽しみください。
実在した伯爵夫人エリザベート( バートリ・エルジェーベト )について
ウキペディアをご覧いただくと、人物像はよくわかります。
とはいえ、無駄に情報量多いので、これだけ把握しておけば“ ブラッド・レジェンド ”を楽しめると言うものだけをピックアップしておきます。
- ハンガリー王国の貴族出身( 女性です )
- 史上名高い連続殺人者
- 『 血の伯爵夫人 』という異名を持つ
- 残虐性は夫からの教えとの噂
- 夫と死別後に残虐性はエスカレートし、農奴の娘を誘拐し殺戮を繰り返す
- 対象者は徐々に拡大されて行き、貴族の娘にまで手を出すようになる
- この頃になると、異常な性格もあらわとなり、拷問器具『 鉄の処女 』で若い娘を殺し、その地を浴びるなど残虐な一面も
- そのほかにも、考えられる拷問をありとあらゆる方法で殺戮と拷問を繰り返していた
- 長きに渡る愚行も、地元の牧師の告発によりエリザベートの悪行が明らかに
- その後裁判が繰り返され刑が確定
- 貴族の生まれということもあり、絞首刑は免れたものの幽閉生活が3年半に渡り続けられる
- 1日の食事の回数は1回。日の光も小さな小窓から数時間程度。過酷な環境で3年半にも渡り生き抜いた
- 最後は、牢獄から足を一歩も踏み出すことはなく、死亡が確認された
どのような女性だったのか?
これらのことを斜め読みでチェックしておくだけでも、物語の見方が全く変わってくると思います。
ブラッド・レジェンドの基本スペックの紹介
ブラッド・レジェンドの基本スペックをおさらいしておきたいと思います。
公式HPをチェックしていただけるとわかるんですが、それも面倒だと思うのでここに掲載しちゃいます。
追加情報も含めて!
開催期間:2018年9月8日(土)~11月4日(日)まで
開催時間:18:00~パーク・クローズまで
ホラーレベル:レベル3
アトラクションのジャンル:ホラー・シアター
所要時間:約10分
年齢制限:あり[ 未就学児不可、小学生は大人同伴が必須 ]
その他詳細は、こちらでご確認お願いします。
待ち時間はどれくらい?想像以上の人気アトラクションで行列必須
ブラッド・レジェンドの平均待ち時間次の通り。
平日:20分~40分程度
休日:最大60分
最近は、待ち時間も少なくなりつつあります。
が、イベント終了まで残り少ないので、今後ゲスト数の増加の可能性もあるので油断できない。
やはり、18:00~パーク・クローズまでというのがゲスト集中の原因か?
物語もしっかり出来上がってるので、人気に拍車をかけているのかもしれませんね。
ブラッド・レジェンドってどこで体験できる?
4Dシアターで体験することができます。
少し前まで『 セーラームーン 』やってたところですね。場所は上の地図を参考にしてください。
パーク入場し、まっすぐ歩き続ければ左手に見えてくる建物なので迷うことはないと思います。
それでも不安な方は、下の写真の景色を探してパーク内を歩いてみてください。
画像
きっとすぐに見つかると思いますよ。
ホラーレベルはどのくらい?怖さは?私でも体験できる?
USJ公式が発表しているホラーレベルは『 3 』となってますね。
個人的には、『 3.5 』くらい付いてもいいような気もしますが。
参考になるかわかりませんが、ホラー映画を叫びながらでも視聴できる方は体験可能な作品だと思います。
気持ちが悪くなるようなスプラッター系の映像はありませんし、大きな音でゲストを意図的に驚かせるような演出もありません。
大きな音や、4Dシアター特有の演出はありますけどね。
ちなみに、私が体験した時は上映中誰一人として悲鳴をあげる方はいませんでした。
女性比率高かった記憶があるけど、まぁそのレベルだと考えておいて大丈夫だと思いますよ。
エクスプレスパスの購入は必要?
う~~ん。難しい選択ですね。
私は、待ち時間が嫌いなので少し無理してでもエクスプレスパス購入派なんですが。
でも、当日実は。
この[ ブラッド・レジェンド ]のエクスプレスパスの購入を忘れてしまってて…
ギリギリまで、購入悩みましたが待ち時間なしで体験できたので…
アトラクション開始時刻の18:00には、長蛇の列。
平日なら20分以上、休日なら60分待ちの可能性も。
エクスプレスパス未購入で待ち時間なしのベスポジでアトラクションを体験できた秘訣
まぁ、たまたま運が良かっただけなんですが。
ブラッド・レジェンドを待ち時間なしで体験する狙い目の時間は、パーク・クローズ直前の最終公演を狙うのがお勧めです。
時間をどうやって潰すかが最大の難題ですが…
私が運良く体験できた方法を、紹介しておきますね。
18:00~20:00:ストリート・ゾンビとゾンビ・デ・ダンスを徹底的に楽しむ。
20:00:ブラッド・レジェンドの様子を見に行くも、長蛇の列。
21:00:ユニバーサル・スペクタクル・ナイトパレード ~ベスト・オブ・ハリウッド~を特別鑑賞エリアで楽しむ
21:30:ブラッド・レジェンドの様子を見に行くと、ゲスト数そこそこでゲートが開いていた
こんなスケジュール。
前室までスルーで入室でき、シアタールームでは2列目中央右寄りというほぼパーフェクトな席を確保することができました。
前室でのポジション取りが良かったんだとw
今、ナイトパレードは休園の時期に差し掛かってるので、時間つぶしは大変かも。
とはいえ、ゾンビイベント終わればパーク内のゲスト数は急激に少なくなるので、待ち時間は多少緩和する印象があります。
ということで、わざわざエクスプレスパスを購入しなくても、なんとななってしまうのがブラッド・レジェンドの魅力かな。
ハロウィンイベントが佳境を迎える10月下旬に、どのような動きになっているかは全く読めないので。
最終手段は、パーク内にゲストがどれくらいいるかをチェックしつつ、数十分程度並ぶ覚悟もしておいたほうがいいかもしれません。
ちなみに、エクスプレスパスを購入するなら
- 大人ハロウィーンセット ~スタンダード~
- 大人ハロウィーンセット ~プレミアム~
のいずれかで、ブラッド・レジェンドとその他のアトラクションが体験できます。
ブラッド・レジェンドを徹底的に楽しむベストポジションは?
ズバリ言います。
前列2列目の中央の席
ここしかありません。はい。
理由ですか?
視野の広さには個人差があると思うんですが、前列2列目の中央の席に着席できれば、ほとんどの方が視界すべてをスクリーンで覆うことになると思うんですね。
そう、スクリーンに流れる映像以外余分な情報が入ってこないのが大事。
首は疲れますが…
1人称の視点で作品は作られているから、視界がスクリーンだけで覆われると没入感は半端ないです。
本当にのめり込んでしまうことができれば、作品の中を実際に体験している疑似体験を味わうことができる。
ちなみに、私がそうでした。
そのまま物語を進め、そしてラスト。
衝撃的な展開を、1番の特等席で体験することができる。
ラストは、最初のインパクトですべてが決まります。
そのインパクトを、どこの席で体験できるかで『 あたり・はずれ 』が決まります。
ちなみに、私はあたりでした。
いや~~、驚きました。
周りの方や、ネット上の評価は『 大したことなかったよね 』ってなってますが…
すべての戦いは前室から始まっている
そう、シアタールームでベスポジを確保するのは、前室から勝負は始まってます。
前室に案内されたら、一番右端の列に並ぶこと。
前室の右列は、シアタールームに入室した際、スクリーン最前列の席へ自然と足を運ぶことができるポジションです。
あとは、列の何番目に並んでいるかが勝負の分かれ目かな。
ここは運の要素が多分にあると思います。
ちなみにシアタールーム内では、スタッフの誘導もあります。
私は、ちゃっかり前列2列目に滑り込み、あとは流れに乗って中央右側の座席をゲットできましたけど。
なお、この最前列争奪戦は、[ 厳しい戦いか緩い戦い ]のいずれかになる傾向が強いです。
あまりに怖すぎて、前列は不人気という話も聞いたことありますし、逆に1番の恐怖を体験したいという方が参加者の中にいれば…
ベスポジ確保は、運任せの部分もありますが、ある程度の戦略も必要。
逆に、
『 あまり怖いのは嫌だけどブラッド・レジェンドは体験してみたい 』
という方は、座席中央がオススメかもしれません。
最前列や左右端の席はラストでちょっと…
では、最後に。
あなたが、最高のブラック・レジェンドを体験できることを切に祈りつつ。
楽しんできてくださいね!